日本の心を未来へ

荘厳な舞台 謡の不思議なリズム 鋭い鼓の音験
心がすぅーっと整っていく 特別な体験

最新情報

  • 25/12/07ホームページを公開しました。

会について

千年の伝統を
次の千年へ

能を滅ぼさない。
日本を滅ぼさない。

室町時代の能楽大成者・世阿弥から約七百年。
能楽最古の金春流では
飛鳥時代から約千四百年。
能楽は幽玄の美と深い精神性を備えた、
日本を代表する舞台芸術です。
能楽には古来からの日本人の自然観、宗教観、
道徳観、人生感、倫理観等の
「日本人のこころ」が凝縮されています。
私たち「能の心を未来に伝える会」は、
今日の日本人が忘れかけた
本当の「日本のこころ」を蘇えらせるために、
能楽による分かりやすい啓蒙活動を通じて、
教育活動・社会貢献活動を行い、
日本の伝統芸能「能」の心を、
未来の世代へと受け継ぐことを
目的として設立されました。
現代では能楽に触れる機会が限られており、
特に大人であっても、
能の舞台を一度も観たことがない方が
少なくありません。
私たちは
「本物は心を動かす」という信念のもと、
これまで能に触れる機会がなかった
社会を支えてきた人々に向けて、
本物の能との出会いを提供して参ります。

代表理事 山井 綱雄
(シテ方金春流能楽師)

会について

活動内容

初めての
能楽との
出会いを提供

私たちは、
これまで能を体験したことのない方々に
“初めての本物の能”を
届けたいと考えています。
能の公演は一夜限りですが、
その体験は観客の心に長く残り、
次の文化を育てていくのです。
その本物の体験こそが大切だと
私たちは考えています。
能をまだ見たことのない人にとって、
その世界は少し難しく思えるかもしれません。
しかし、実際に舞台に触れた瞬間、
多くの方が
「静けさの中に不思議な力がある」と感じます。
能は、知識がなくても
心で感じ取ることのできる芸術なのです。
国内無料公演の定期開催をはじめ、
海外公演も視野に考えています。

能楽について

能楽(のうがく)は、「能」と「狂言」から成る日本を代表する古典芸能です。六百年以上の歴史を持ち、
2001年にはユネスコの第一回世界無形遺産にも登録され、海外からも高い評価を得ています。
能は、面(おもて)や絢爛な装束を身にまとった人物が、
笛や太鼓の音、謡(うたい)と呼ばれる声楽に合わせて舞い、物語を紡ぐ歌舞劇です。
哀しみや恋慕、怒りといった人間の心情を、わずかな所作や声の抑揚に凝縮して表現するのが特徴で、
時には亡霊や精霊といった人ならざる存在が主役となることもあります。
狂言は、人々の日常や世相を題材に、会話を中心に物語を展開する劇です。風刺やユーモアを交え、
庶民のたくましさを生き生きと描き出します。人物像を類型化したり動きを大げさにしたりすることで、
思わず笑いを誘う軽やかな世界を築き上げてきました。
能と狂言は表情も役割も異なりながら、共通の源を持ち、ともに日本人の精神や美意識を映し出しています。
この二つを合わせて「能楽」と呼び、今も受け継がれ、磨き続けられている伝統芸能です。

初体験者の声

感覚に触れる
圧倒される迫力
能は「荘厳」「重厚」という印象そのものでした。
歴史上の人物と神々が織りなす美しい情景に目を凝らし、
「いよーっ(ポン!)」と響く囃子方の笛や
鼓の音に包まれる―その迫力に、ただただ圧倒されました。
心ととのう時間
舞台からは、とてつもない「周波」を感じました。
ゆったりとした時間の流れに身を委ねると、
自分も貴族になったかのような錯覚さえ覚えました。
普段の生活では得られない新鮮な感覚で、
いま流行りの言葉でいえば“整う”体験だったのかもしれません。
総合芸術としての能
初めて能を観て感じたのは、
能が日本文化の集大成だということです。
和歌、物語、謡、舞踊……それらを様式美として抽象化し、
一つの舞台芸術にまとめ上げている。
その奥深さゆえに、理解には多くの素養が必要かもしれません。
けれども、仮にわからなくても大丈夫。
芸とは心で感じるものだからです。
私自身も「よくわからなかった」部分がありましたが、
それでも心に響くものがありました。
また、舞台を観たあとに動画をいくつか見ましたが、
まったく別物でした。
舞台では地謡の声や音波を全身で浴びることができ、
その体験は映像では決して味わえないものでした。

団体の理念

日本人の心を
次世代に
継承する

能は、単なる古典芸能ではなく、
日本人の自然観や人生観を映し出す鏡です。
その心を現代に生きる人々と分かち合い、
さらに未来の世代へ受け渡すこと。
人々の心に灯をともす営みを積み重ね、
日本社会に新たな活力を生み出していくこと
―それが私たちの描く未来です。

「羽衣」無料公演予定
継続的に無料公演
海外との交流により新たな観客を

公演情報

特別招待公演 「羽衣 霞留」

日本に古くから伝わる名作「羽衣」が、特別な演出《霞留(かすみどめ)》とともに舞台に立ち上がります。

舞台は、富士山を望む三保の松原。漁師・白龍が拾った羽衣をめぐり、天女との出会いと別れが描かれます。羽衣を返すかわりに天女は天上の舞を舞い、春の景色の中へ溶け込むように空へ帰っていきます。 《霞留》の演出では、天女が霞に紛れるように静かに姿を消し、観る者の心に深い余韻を残します。

狂言は、人間国宝・山本東次郎師による「素袍落(すおうおとし)」。 伊勢参りに向かう主人の使いとして伯父を訪ねた太郎冠者は、代参を託され酒を振る舞われるうちに酩酊し、素袍をめぐる騒動を引き起こす——祝言性と酒の笑いに満ちた一曲です。

幽玄の世界を心ゆくまで味わう、一夜限りの特別公演です。

 

■ 公演概要
日時:2026年2月21日(土)開演 18:00(開場 17:30)
会場:セルリアンタワー能楽堂
https://www.ceruleantower-noh.com/access/

■ プログラム
◆ 狂言「素袍落」 シテ 山本東次郎(人間国宝・大蔵流)
◆ 能「羽衣 霞留」 シテ 佐々木多門(喜多流)

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ご支援のお願い

未来の
日本のために

私たちの活動は、
皆さまからの温かいご支援によって
支えられています。
ご寄付は、能の公演を実現するための
大切な力となり、
未来の世代へ日本文化をつなぐ
礎となります。

応援コメント
岡田 誠司氏
(前駐バチカン日本国特命全権大使)
能の心、それはどのような心なのでしょうか。
今、国内外の情勢は、めまぐるしく動いています。
私たちも、日々、世の中の情勢に対応して生きています。
そのような中で、ふと立ち止まり、我に帰った時に、普遍的な価値、あるいは、
日本人である自分の拠り所、そういう思いを巡らせることがあろうかと思います。
私は、能楽師山井綱雄さんとの邂逅を得て、能の中で描かれる世界観を通じて、
改めて日本人である自分自身の心の拠り所に思いを至らせることがあります。
能に触れて、その受け止め方は、
お一人お一人、皆、違う思いが去来することと思いますが、
心の安寧を得られることは共通の思いではないでしょうか。
「能の心を未来へ伝える会」の活動を通じて、
より多くの方々が心安らかな時を過ごせることを願って止みません。
寄付金の
使途

いただいたご寄付は、次のような活動に充てられます。

  • 年一回以上の能の特別招待公演の実施費用:
    演者・囃子方・舞台スタッフの謝礼、能舞台の使用料、装束料など
  • 広報費:パンフレット制作、映像・SNSによる普及活動
  • 未来への投資:次世代へ能を伝えるための活動基盤づくり
ご支援金額の
目安と特典
個人会員の方・・・ご寄付は1口5,000円とさせていただきます。
  • 2口(1万円以上)のご寄付毎に、1名様を本公演へご招待いたします。
法人会員の方・・・ご寄付は1口1万円(5口以上から)とさせていただきます。
  • 団体の公式資料やホームページにご芳名を掲載し、
    文化継承に寄与された証を後世に残させていただきます。(ご希望制)
お申し込み

ご寄付は銀行振込にて受け付けております。
お振込みは下記の銀行口座にお願いいたします。

銀行名:三井住友銀行
支店名:トランクNORTH支店 店番:403
口座種別:普通
口座番号:0259338
口座名義:一般社団法人 能の心を未来へ伝える会
*恐縮ですが、振込手数料についてはご依頼人負担でお願い申し上げます。

お振込みの際は下記ボタンから事前に
登録手続きをお願いいたします。

個人の方

    法人の方

      団体概要

      法人名 一般社団法人能の心を未来へ伝える会
      設立年月 2025年4月25日

      代表理事 ⼭井綱雄(シテ方金春流能楽師)
      理事 岡⽥誠司(前駐バチカン国特命全権⼤使)
      理事 北川洋⼦(⽉島倉庫株式会社最⾼顧問)
      参与 平野⼤輔(⽉島倉庫株式会社専務取締役)

      ご協力いただく能楽師の皆様
      小倉 健太郎 師 (宝生流)
      佐々木 多門 師 (喜多流)
      豊嶋 晃嗣 師 (金剛流)
      清水 義也 師 (観世流)
      山井 綱雄 師 (金春流)
      協賛
      株式会社 ウテナ 様
      有限会社 白瀧呉服店 様
      月島倉庫 株式会社 様
      (順不同)

      お問い合わせ

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